2011年12月13日火曜日

放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」

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【政治・経済】 2011年12月9日 掲載
設置業者が怒りの告発
「文科省が放射線測定器の数値“改ざん”を求めてきた」――。福島の小学校に放射線測定器の設置を進めてきた業者が怒りの告発だ。この業者は、測定器設置の事業を落札した「アルファ通信」(東京)。11月中旬、測定器の「欠陥」や「納期遅延」を理由に文科省から契約を解除されたのだが、豊田勝則社長(66)は「解除された真相は全く違う」と反論するのだ。
 文科省は現在、福島県内の学校、公園などの放射線量を測り、結果をホームページで公開する事業を進めている。測定器は2700台の設置を予定し、このうち600台を落札したのが「アルファ通信」だった。豊田社長がこう言う。
「文科省は、契約を解除したのは『測定数値が4割低いなど誤差が大きい』『技術仕様に沿っていない』と説明していますが、とんでもない。納品したのは米軍でも使われている測定器です。性能に問題はありません。それに文科省も入札時の技術審査で認めたからこそ、契約したはずです」
 確かにその通りだ。「アルファ通信」は10月上旬、県など行政関係者が見守る中で「福島第一小学校」への公開設置も行っている。測定器が「欠陥」なら、文科省はもっと早く指摘できた。
「納期遅延」も原因は文科省にあるという。
「600台中、130台の納品が遅れたのは事実です。しかし、それは文科省がムリな仕様変更を迫ったからです。測定器は測った放射線量の数値をそのまま表示するわけではなく、機器に内蔵されたソフトで計算して表示します。文科省はそのソフトに『補正』を求めてきた。米国製の測定器は、他の測定器と比べて数値が高く表示される。これを嫌がったのでしょう。文科省は表示される数値を2割程度、低くするように言ってきました。2割も補正するなんて、数値改ざんです。案の定、測定器メーカーに相談すると、『世界仕様なのになぜ、日本基準にする必要があるのか』と断られました。そうこうしている間に納品が遅れたのです」(豊田社長)
 これが本当なら驚きだ。文科省に事実確認すると、こう答えた。
「第三者機関の放射線計測協会で検査したところ、誤差が大きかった。(ソフトに)数値の補正を求めたかどうかはともかく、仕様書にのっとっていないと判断して解除しました」(原子力安全課)
 放射線測定器の性能をめぐるバトルで設置が大幅に遅れるのは確実。福島県民もタマったもんじゃないだろう。

放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」

2011年12月9日金曜日

明治粉ミルク事件

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明治の粉ミルクから30ベクレルを超える放射能が検出され、回収騒ぎとなっています。
しかし、これは、明治乳業自身が自ら自主的に公表したわけではないようです。
被災地でがんばっているNPO法人が自主的に測定し、その結果を持って共同通信の記者が動いた結果、明治乳業が認めたという経緯のようです。

NPO法人TEAM二本松

やはり、企業の自主性に任せておける話ではないんですね。隠せるものは隠しておいて、いざばれたときに対応するという姿勢なのでしょう。
利潤を追求する企業としてはしかたのないことなのでしょうか。

2011年11月23日水曜日

ガイガーカウンターの仕組み1

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9800円のガイガーカウンターが人気です。ガイガーFUKUSHIMAです。
もっと高いガイガーカウンターはいくらでもあります。
では、これらの違いはなんなのでしょうか?

ガイガー番長はこれまであれこれいろいろと調べました。説明してみたいと思います。

仕組みは非常に単純です。値段の割には、現在のハイテク時代にしては、ローテクと言ってもいいでしょう。

ガイガーカウンターの心臓部はGM管です。GM管というものが、放射線を捕らえます。GM管に放射線が何回横切ったかを数えているだけのものです。非常に単純です。

ではGM管というのはどういうものでしょうか。

この図のように、GM管は細い金属パイプでできています。そして、パイプの中心部に針のような金属の電極が通っています。金属管内部は空気ではなくガスです。ガスが出てしまうと使えなくなります。
そして、内部の針の金属と外部の金属パイプの間に非常に高い電圧をかけます。400Vぐらいです。これで終わりです。

そうするとどうなるか。
次の図をみてください。
放射線がGM管を通過すると、先ほどの400Vがショートします。ショートするというのはどういうことかと言うと、たとえば、家にあるコンセントの2つの穴が銅線で接触してしまうと、「バシッ」と火花が飛びますよね。
それです。そのような状況がこのGM管の内部で起きます。つまり、GM管の内部で「バシッ」がおきるわけです。それは一瞬です。そしてその一瞬でもとの状態に戻ります。そして、次の放射線が入ってくると、また、「バシッ」となるわけです。

そして、この「バシッ」がたとえば、一分間に何回おきたかを数えればガイガーカウンターの出来上がりです。
このハイテク時代になんて単純な仕組みなのでしょうか。だれでも作れますね。
中国製が多いわけです。

専門的に言うと、400Vかけていたものが、「バシッ」がおきると、0Vになります。ショートした状態は0Vです。回路的には、単純で、高電圧から0Vなので、ノイズもなにもなくて、回路的にも比較的簡単です。

あと、この「バシッ」のパルスを、カウンターの回路で数えるだけです。数えるのは、人間が数えてもいいです。この「バシッ」のときに、音がでるようにしておけば、人間がかぞえれば、ガイガーカウンターになります。ガイガー番長も、最初にキットを作ったときには、音しか出せませんでしたので、数えていました。
一分間に何回この「バシッ」音が起きたのか数えました。

でも、そのうち数えるのが面倒になってきました。
そこで、iPhone につなげて、ガイガーポッドのアプリで数えてもらうことにしました。
これで、非常に便利になりました。
ガイガーカウンターの出来上がりです。

次回は、いろいろな製品の違いについて説明してみたいと思います。

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2011年11月22日火曜日

9800円のガイガーカウンターどんどん売れています。

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先日ご紹介したガイガーカウンターですが、どんどん売れているようです。
ガイガー番長が注文したときは、納期が11月末だったのですが、その後、すぐに納期が12月末になり、今日先ほどみたら、なんと、1月末になっていました。
びっくりです。
やはりみんな、放射線に関しては関心があるようです。

表示画面付のものも納期が1月末になっています。
ガイガー番長がいろいろと調べた結果、この製品に使われているGM管は、GM管としては、性能はいい方だとおもいます。
ほしい方は早めに、予約しておいたほうがいいかもしれませんよ。

ガイガーFUKUSHIMA

2011年11月17日木曜日

9800円のガイガーカウンターみつけました。

なんと、国産のガイガーカウンターが9800円で販売を開始しました。
これは、「ガイガーFUKUSHIMA」という製品です。
9800円というのは、本ブログでもご紹介した iPhone のアプリ、ガイガーポット用です。
iPhone をもってないと使えません。でも、ガイガーポットは良くできていますので、お勧めです。
また、iPhone なしでも、単体で表示できるタイプもあり、こちらは18800円です。
こちらもなかなかよさそうです。

この製品は、オープンガイガープロジェクトというものから出てきたもので、回路図もコードも公開されているようです。

性能もまずまずではないでしょうか。GM管として、SBM-20の同等品を使っているようです。このGM管は、悪くないと思います。製品でもよく使われているタイプです。

結構人気で、入荷までは結構待たないといけなさそうです。とりあえず、iPhone をお持ちの方はひとつ手に入れておいてもいいかもしれません。

ガイガーFUKUSHIMA

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2011年11月16日水曜日

歴史は繰り返される

非常に参考になるビデオを見つけました。
現在よく言われているのは、放射線の影響は分からないといわれていますが、25年前のチェルノブイリの事故の時にも同じことが言われていました。
また、そのとき、実は日本やヨーロッパにも、今ほどではないけれども、結構な量の放射性物質が降り注いでいたようです。
そのときの政府の対応は、今の政府と全く同じでした。
あと、生物濃縮についても分かりやすく説明されています。
原発推進派の放射線の影響に関する詭弁もよく解説されています。
約25年前のビデオなのですが、福島の話と思ってしまうような感じです。
非常に分かりやすく解説されていますので、お勧めです。一度見ておいた方がいいと思います。
しかし、25年前にここまで分かっていたんですね。このビデオの内容以上のものを現在の日本ではあまり報道されていないように思います。不思議ですね。

ビデオ

内容:

放射性カリウム40などの、天然の放射性物質と、原発事故で出る人工放射性物質の大きな違いはなにかというと
生物濃縮するかどうかという点です。
天然の放射性物質は、入ってきても、同じ量が出て行きます。それが人類がこれまで放射線から体を守ってきた方法です。植物も同じです。だから、天然の放射性カリウム40は問題がないのです。
ところが、
人工放射性物質は、同じ量が出て行ってくれません。少しだけ、体内に残ってしまうそうです。
たとえば、セシウムの場合、100入ってくると、99は出て行きますが、1残ってしまうそうです。
そして、また、食品を食べて、100入ってくると、また、1残ってしまい、これで合計2です。
これが繰り返されて、どんどんたまっていくそうです。
これは、チェルノブイリ事故のあとの住民の調査で、セシウムが年単位でどんどんたまっていっていることがすでに分かっています。
どこまでたまるかは、飽和するまでたまるそうです。人間の場合たとえばセシウムは、結構たまるようです。

植物や動物も同じです。となると、1年で育つような植物や野菜は、たまる量が限られていますので、今後はそんなに心配することはないそうです。
ところが、果実や、木の実、魚など、何年もかかって育つものに対しては、生きている間じゅうどんどんたまってくるそうです。
つまりこれが生物濃縮です。
となると、これから魚の汚染はちょっと心配です。

あと、子供(小学生ぐらい)は大人の10倍放射線の感受性が高いそうです。乳児、胎児はさらに10倍高いそうです。
そうすると、大人がたとえば、50ベクレルのものを食べると、子供はその10倍の500ベクレルのものを食べたのと同じことになり、乳児では、5000ベクレル相当になるそうです。

いろいろと参考になります。

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イオンが放射能ゼロ宣言!に至った経緯

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グリーンピースの働きかけがかなり影響したようです。
グリーンピースは政治家とか、企業などとの癒着がないため、このようなことができるのでしょう。

イオン放射能自主検査からみるグリーンピースの企業への働きかけ

現在、食料品は結構汚染がされていて、特に水産物はかなり汚染されていますので、
今後、安心して食料品が買えるようになるといいのですが。

2011年11月15日火曜日

イオンが放射能ゼロ宣言!

イオンが放射能ゼロ宣言!をしてくれました。
ゲルマニウム半導体検出器で検出できる限界を少しでも超えたものは販売を見合わせるという方針です。
すばらしいです。
たとえば、こちらの水産物の検査結果のPDFを見ると、検出されたものは、販売されていませんと書いてあります。

イオンの自主検査結果

これが徹底されれば、イオンで買うものは安心することができますね。


これまでは、放射能検査を行っているといっている通販の会社とか、生協などでも、政府の暫定基準値をベースにして、安全宣言しているところがほとんどでした。ちょっと、がんばって、自主基準を設けているところもありましたが、それも十分ではありませんでした。
検出器に関しても、簡易的な検出器で検査しているようで、本当にこれで検査できているのか疑問でした。

これに対して、イオンは、ゲルマニウム半導体検出器という、ちゃんとした検出器で検査しています。
これが、ちゃんと行われていくことを願うばかりです。

イオンがこのような決断をしたのはどうも、グリーンピースの働きかけがあったようです。
グリーンピースもやりますね。

ちょっといいニュースでした。

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汚染はアメリカまで

これをみると、アメリカ西海岸まで汚染されているようです。
よく見ると、北海道よりも汚染されています。本当だろうか。。
本当ならば、アメリカから文句がきますね。

汚染状況

これをみると、北海道も、四国、中国地方も汚染されています。

北海道から四国、中国地方まで汚染

この二つを見比べると、アメリカ西海岸の方が、北海道、四国、中国地方より汚染されています。
そのうち、アメリカから文句来ますね。

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2011年11月14日月曜日

食べ物についてどう考えるか

いまさらながらですが、この動画は、現在の状況をよく表していると思います。
9分の動画ですが、非常によく、日本の現実を表していると思います。

経済的な問題と、安全の問題と、各立場での利害関係などは、現在の縮図です。

詳しくはこちら。
東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの


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魚の汚染がすすんできています。

魚の汚染がだいぶすすんできているようです。
以下、シルベクでは独自に調査しているようです。
各地のスーパーで買ってきて測定しているようです。
結構な割合で放射性物質が入っているようです。
検出されないものの方が少ない感じです。

詳しくはこちら。
シルベク

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2011年10月29日土曜日

岩手県の一関市で中学生がくも膜下出血

岩手県の一関市で中学生がくも膜下出血だそうです。

詳細

この事実が、放射能と関係あるのか、全く関係ないのかわかりません。
ただ、この中学生が通っていた校庭の中庭で10マイクロシーベルトが検出されたというのが、最近公式に発表されています。
この10マイクロシーベルトというのは、実は正確ではありません。測定器が10マイクロシーベルト以上測定できないので、10としているだけなのです。実際には、もっと高いと見るべきでしょう。

一関市放射線量

問題は、なぜ、今頃発表されたのかということです。原発の事故から半年以上もたっています。もっと早くに発表すべきでした。
もっと早く発表されていれば、このような場所を立ち入り禁止にできたはずです。

10マイクロシーベルト以上の場所で部活動をしていた中学生がくも膜下出血になったとなれば、事実は別としても、関連性を疑いたくもなるのではないでしょうか。

国にしても、お役所にしても、対応に問題があると言わざる終えません。
役所も風評被害のことばかり気にしていないで、まずは、やるべきことをやってほしいものです。
風評被害、ということばは、まず、やるべきことをしっかりやった上で、唱えるべき言葉ではないでしょうか。

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福島産の米が人気だそうです。

だいぶ、間が空いてしまいました。

福島産の米が人気だそうです。
ちょっと驚いたのですが、よく、読んでみるとなぞが解けました。
どうやら、業者(外食産業など)の間で人気なのだそうです。というのも、現在、福島産のお米の値段が、他の地方のものよりも、安いかららしいです。
おまけにおいしいということであれば、業者は飛びつくのでしょう。

放射能のことは、一般の方は、気にする方も多いようですが、業者は、気にしないようです。
弁当のご飯も、レストランのご飯も、産地を公表する必要はありませんからね。

安くて、おいしくて、産地も表示する必要がなければ、利益を追求する企業としては、こんなにいいことはないのではないでしょうか。

ということは、外食をすると、知らず知らずのうちに、福島産のお米を食べている可能性があるということです。
普段から放射能のことを気にしている方には、ちょっと気になるニュースですね。


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2011年7月28日木曜日

上野公園で測定してみました。(その2)


さて、上野公園のレストランで測定した後、再び、上野公園で測定してみました。
すると、やはり様子が違います。やはり、カウントが多いように思います。
公園を歩きながら、美術館の方に向かって歩きながら測定しました。
途中、大道芸をやっているのを横目にみながら、歩きました。
<--これがそのときの結果です。
533秒間の平均値ですが、これまでの場所より明らかにカウント値が高いです。
これは、もしかして、上野公園はホットスポットではないかと思いました。








美術館に入ってからも測定をしてみました。
<--これがそのときの値です。
建物の中は低くなります。

ただ、美術館の中でも、場所によっては、明らかにカウント値があがる場所があります。先ほど外で計測されたような30cpm以上の値がでます。












念のために、もう一度測定しました。
<--こんな感じです。十分長い間計測しました。
建物の中は、場所によっては、高いところがありますが、おおむね平均すると低いようです。
















美術館での用事も終わり、駅に向かいました。
<--これが駅に向かう帰途の計測地です。

明らかに高いです。
944秒の平均値なので、明らかに高いと言ってもいいと思います。















念のために、もう一度計測しましたが、やはり高いです。
やはり、上野公園はガイガー2号での計測値からすると、明らかに高い値を示しました。
どうやら、上野公園はホットスポットになっていると言えそうです。

家に帰ってから、インターネットで調べてみると、やはり上野公園はホットスポットだという報告が多数ありました。

ガイガー君2号は、やはりそれなりに正しく動作しているようです。

さて、この38cpmという値はどれくらいの値なのでしょうか?
先日のつきみ野公園での結果をみると、17-19cpmで0.1uSぐらいと予想できますので、38cpmはその倍ですので、0.2uS ぐらいでしょうか。
インターネットでの報告でもこのくらいの値のようですので、ガイガー君2号の値もある程度信用できそうです。

その後、秋葉原にも行きましたので、そのときの値は、また、報告いたします。

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2011年7月25日月曜日

上野公園で測定してみました。


7月3日に
上野公園の美術館に行く用事がありましたので、ガイガー君2号を持っていきました。近所ばかり測定していましたので、もうちょっと離れた場所でやってみたかったのでちょうどいい機会でした。

行く途中の電車の中でも測定してみましたが、そんなに多くはなさそうでした。新宿から、上野に向かう山手線の電車内での測定です。
816秒間の平均値です。

<== これがその結果です。

電車内なので、動いていますので、ある地点の値というわけではありません。





上野に着きました。上野駅から上野公園かけて、歩きながら測定していると、ちょっと今までにないような測定値が出始めました。
歩きながら測定していますので、ガイガー君2号の調子が悪くなったのか、あるいは、一時的なものかもしれません。自作だしなー。
でも、数値が明らかに高いです。
うーん。どうしたのだろう??

おなかがすいてきたので、お昼を先に食べることにしました。
上野公園に入ってすぐのところにある、喫茶店みたいなレストランに入りました。
入ったところで、ちゃんと測定してみると、ここは、少し数値が下がってきました。ここは特に数値が高いわけではありません。

761秒間の平均値です。










ちょっと気になるので、もう一回測定して見ました。

816秒間の平均値 20CPMはそんなに高くはありません。
うーん、さっきの外の数値はいったいなんだったんだろう。
















簡単な昼食を食べて、再び外の測定をいたしました。

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2011年7月21日木曜日

つきみ野1号公園で測定してみました。

しばらく投稿していない間に順位もだいぶ下がってしまいました。
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ただ、その間なにもしていなかったわけではなく、あちこち測定などしていました。
また、自作したため、はたして、本当にちゃんと動いているのかという疑問を払拭すためにいろいろな所で測定したりしていました。

結論からいいますと、この自作したガイガーカウンターで、問題なく、動いているようです。
問題なく動いているという結論に至った経緯はおいおい書いていきたいと思います。

さて、ガイガー君2号機で、つきみ野1号公園で測定してみました。
つきみ野1号公園は大和市が6月30日に測定したところです。
ガイガー君で測定値と、大和市が使っている、ガイガーカウンターとの測定値が比較できるわけです。

大和市測定値 : 6月30日 : つきみ野1号公園
0.10マイクロシーベルト

ガイガー君2号測定値 : 高さは50cm程度のところで測定しました。
翌日の7月1日に測定いたしました。前日一時的に雨が降りましたので、その影響が多少ある可能性はあります。



150秒の平均値です。

つきみ野1号公園の中央あたり
たぶん、大和市もこのあたりを測定したはずです。
想像ですが。

















つきみ野1号公園の南側の茂みあたり

茂みに放射性物質はたまりやすいそうです。

多少大目に出ている気がしますが、この程度であれば、
誤差の範囲です。明らかに多いとはいえません。
これまでの経験から、公園の中央部分と変わらないと思います。
この数値はたまたま多めに出た可能性があります。
その程度です。











つきみ野1号公園の大きい木のある根元あたり


















つきみ野1号公園西側入り口側溝付近

水が集まる側溝部分も放射性物質がたまり高くなる傾向が
あるといわれています。

ただ、この測定値は誤差の範囲です。GM管だとこの程度の差は誤差です。










以上、測定してみましたが、
16cpm-19cpm となりました。
中央部分は17cpm でしたので、
ガイガー君2号の 17cpm = 0.1マイクロシーベル程度
といえるのではないでしょうか。
ただし、ガイガー君2号は完全にベータ線を遮蔽しているとはいえませんので、多少高めに出ている可能性があります。

あと、茂みとか、側溝部分に関しても、中央部分とほとんど差はないといえると思います。
ガイガー君2号で何マイクロシーベルトということは、正確にはいえませんが、このように、場所の比較には使えます。

ガイガー君2号で16cpm-19cmp というのは、これまで、大和市、相模原市、町田市といろいろ測定してみましたが、特に高くもなく、低くもない値ですので、私が測定した範囲(大和市、相模原市、町田市の一部)では、特に放射線量が高いミニホットスポットは見つかりませんでした。
放射性物質が降り注いでいたのであるならば、ある程度均一に降り注いだのでしょう。

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2011年7月10日日曜日

東京、神奈川の放射線測定値のずれ(その2)

いろいろ調べてみると、やはり、東京都の測定値が低いことが結構話題になっているようです。
東京都が使っている測定器アロカTCS166(シンチレーション式サーベイメータ)が、低い値を出すようです。
測定器によってだいぶ違いがあるようです。

ところで、測定器には大きく分けて、

1、シンチレーション式
2、GM管式
3、PINフォトダイオード式(これはシンチレーション式に含まれるのかもしれません。)

ここで、一番感度が高いのがシンチレーション式のようです。
たとえば、
GM管式だと、1000個の放射線のうち、10個程度しか反応しませんが、
シンチレーション式だと、1000個のうち、100個程度反応します。
10倍ぐらい高性能です。

また、シンチレーション式のものは、ガンマ線だけしか計測できません。
それに比べて、GM管は、ベータ線とガンマ線の両方に反応します。
GM管でガンマ線だけ測定しようとすると、ベータ線を遮蔽しなければなりません。
つまり、GM管だと、ベータ線+ガンマ線を検出するので、GM管はそれだけ高い値を出すことになります。

では、ガンマー線だけの計測で十分なのでしょうか?
外部被爆だけ考えた場合には、ガンマ線だけで十分ということらしいです。
ベータ線は、人体を通り抜けません。皮膚がある程度防御するらしいです。
そのため、外部被爆だけ考えた場合にはガンマ線だけ考えたほうがいいようです。

それでは、神奈川と東京で、方式の違う測定器を使っているのでしょうか?
実は、相模原市はシンチレーション式、大和市はGM管式のようです。
でも、相模原市と大和市の値は、結構整合性があるように見えます。
そうなると、東京が低いのは、方式だけの問題ではないようです。

やはり、測定器の違いという感じがします。

あるいは、意図的に東京都が低い値がでる測定器を使っているのでしょうか?
このあたりは、アロカに聞かないとわからないように思います。
同じ測定器でも、当然誤差があるので、低めの値を出す測定器はあると思います。
もし、そういうものを使われていたら、そうなります。
ちゃんと校正したものでも、誤差の下のほうを表示する機器を使っている可能性だってあります。

アロカは、東京都の値について、どう思っているのでしょうかね?
他の測定器と比べて明らかに低めに出ているわけですからね。
胸を張って、自分のところの測定器は正しい値をだしているといえるのでしょうか?

結局、各自治体の、測定結果の絶対値というのは、あまりあてにならないように思います。。
同じ自治体内での、高い低いということは、いえます。でも、xxμシーベルトという絶対値については、どう考えていいのか、これだけでは、判断ができません。

結論としては、同じ測定器、それも、同じ型番の測定器ということではなく、全く同じ測定器で、各地を測定して、比較してみないことには、どこが高くて、どこが低いということはわからないということです。
ただし、全く同じ測定器で測った値の、高い低いというのは確実にいえることです。

ということで、ガイガー番長お手製の、ガイガーキットで計って、各地を計測することは、まわりに比べて、値が高い、ミニホットスポットを見つけるという意味では、意味があるということだと思います。

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2011年7月7日木曜日

東京、神奈川の放射線測定値のずれ

ういっしゅ。
最近、各自治体が、放射線の測定を始めました。

これは東京都のものです。
測定器アロカTCS166(シンチレーション式サーベイメータ)








このお隣の相模原市のものをみてみましょう。
・使用機器 NaIシンチレーション式サーベイメータ





なんだかお隣同士なのに値が大きく違っているような気がしませんか?






ちなみに相模原市の下に位置する大和市はこのようになっています。

【使用機器】可搬型サーベイメータ(ミリオンテクノロジーズ社製 RDS-30)















どうも、分かりにくいので、まとめてみました。









お隣さんなのに、値がだいぶ違っています。
相模原市と大和市の間では、ある程度、整合性があるように思います。
東京都は明らかに異なっています。

これは、なぜだと思いますか。

ひとつの理由は、各自治体で、それぞれ、使っている測定器がことなっているからだと思います。

うーん、公式発表されている数字がこれでは、困りましたね。

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2011年7月4日月曜日

町田計測値

町田の東急で計測してみました。(2号機で計りました。実は1号機のほかに2号機も作りました。)

上から順に
東急地下3F駐車場車の中
東急地下1F駐車場車の中
8Fレストラン内

の3箇所です。








車で行ったので、駐車場待ちの状態で、地下1Fという感じで車の中で計測しました。
その後、地下3Fの駐車場に車を止め、車の中で計測しました。
その後、8Fのとあるレストランで計測しました。

それぞれ、図を参照していただければ分かりますが。

地下3F駐車場 : 301秒間で 70回なので、 13cpm
地下1F駐車場 : 362秒間で 96回なので、 15cpm
8Fレストラン   : 620秒間で 191 回なので、 18cpm

地下の方が、放射性物質の進入がすくないのか、低くでました。
これまで、地上で計測した値よりも、地下の方が多少、少ないということが言えるのではないでしょうか。
同じ2号機で計測していますので。。

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値のばらつき

値のばらつきについてですが、たとえば、左のような感じです。
これは、ガイガーボットの表示画面です。
約10秒間の放射線の状況を示しています。
左の図は、表示されている10秒間に4回放射線が入ってきたことを示しています。
10秒間に4回ですから、60秒に換算すると、
4x6=24
となり、24 cpm となるわけです。
たとえば、市販のガイガーカウンターで、10秒ごと平均を取っている場合には、この瞬間は24 cpm を表示することになります。
これは、少々高い値になってしまいますが、しかし、次の10秒間では、次の画面のようになったります。

なお、この図で 15 cpm と表示されているのは、 362秒間の平均を表しています。 362秒間の間に、 96 回放射線を捕らえたようですので、それで、 15CPM となっています。








左の10秒間には、1回しか放射線が入ってきませんでした。
そうすると、1x6=6
となり、この10秒だけみると 6 cpm です。
これは非常に小さな値です。

また、この図の 13CPM は 301秒間の平均です。
70回カウントされました。その平均です。

実際に計測してみると、このような感じで、瞬間瞬間で非常に大きくばらつきます。
ある10秒間は4回どころか、6回、7回あらわれることも珍しくはありません。その瞬間は、ちょっとびっくりしますが、ただし、長い時間をみてみると、この図のようにある程度の値で収束してきます。

たとえば、300秒とか、長い時間で見た場合には、これら2つの図のように、 15CPM , 13 CPM とある程度収束していきます。
ただ、それでも、これくらいのばらつきは出てきます。

なかなか、測定値を判断するのは難しいように思います。

放射線がGM管に入ってきて、GM管が反応するのは、確率的な問題になってきます。
そのため、ランダムに入ってきて、ばらつきも、ある分布になってくるようです。
GM管をランダム値を得るために用いたりもするそうです。

市販の、ガイガーカウンターは、これらをどのように扱っているのでしょうか。
なかなか、短い時間で、放射線量を判断するのは難しいと思います。
このあたりは、各社のノウハウ的なものがあるのでしょうかね。でも、あくまで、放射線は、ランダムが原則なので、基本的には、短い時間で、表示するようなものは、精度が落ちるはずです。
そのあたりを、頭にたたきこんでおいた方がいいと思います。

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iPhone アプリ:ガイガーボット(その3)

ガイガーボットですが、昼間使ってみると、全く使い物になりません。
というのは、音をマイクで拾う形なので、雑音が多いと余計な音に反応してしまうのです。
これではだめなので、ガイガーカウンターの音を iphone のジャックから入れられるように改良しました。
改良した結果、非常に調子よくなりました。
これで、どんなにうるさい場所でも、何十分でも、計測できます。

それにしても、町田市の南部、大和市、相模原市などで、いくつか計測してみましたが、あまり、違いがないという感じです。特に回数が増えているような感じではありません。
どこか、確実に放射線量の高いところに持っていって、この回数(cpm)がどうなるのかを確認しないことにはなんともいえないなーという感じです。

なお、現時点では、シーベルトに換算した値は示しておりません。というのも、cpm とシーベルトの換算というのは、GM管によっても違ってきますし、条件、たとえば、ガンマ線だけなのか、ベータ線も含めての値なのか、それによっても、異なってくるからです。今後これらについても、調べていき、はっきり分かったところで、シーベルト単位で示すことができるようになると思います。
現時点で、確実にいえることは、「私の持っているGM管(SBM-20相当)で、放射線を一分間に何回捕らえたか」ということだけです。私のGM管がおかしい可能性もありますし、回路がよくない可能性もあります。GM管ごとに大きくばらつくことがあるかもしれません。また、この回数が、実は大きいのか、それとも、3月11日以前の値に近いのかは、今後検証していきたいと思います。

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2011年7月3日日曜日

iPhone アプリ:ガイガーボット(その2)

ガイガーカウンターキットのこつこつという音を拾って、数えてくれる、iPhone アプリで、夜間外出して、近所を計測してみました。
成瀬駅前、つくし野駅前、その間の適当な場所と計測してみました。
結果的には、特に一部で高いところがあるわけではなく、どこも同じような感じでした。
20cpm前後のような感じです。ただ、大きくばらつきます。平均するとこんな感じだということです。
しばらく使ってみて、分かったことですが、非常にばらつきが出ます。
ばらつきというのは、たとえば、最初の一分間と次の一分間で大きく値が変わる場合があるということです。
たとえば、最初の一分間では、28cpmだったかとおもうと、次の一分間では、15cpm になってしまうということです。
かなり長い時間の平均を取らないと正確な計測結果はとれないような感じです。

いろいろと疑問があります。
1、そんなに値が大きくばらつくのはただしいのだろうか?
2、もしかしたら、私が作ったガイガーカウンターキットは本当に正しく動いてるのだろうか。適当に音が出ているのではないだろうか?

今後このあたりを検証していきたいと思います。

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2011年7月1日金曜日

いいものがありました。iPhone アプリ:ガイガーボット

せっかくのガイガーカウンターですが、非常にシンプルなキットなため、音と光しかでません。
しかし、これが、本来のガイガーカウンターなのです。
放射線の数を数えるだけなのです。これは高価なガイガーカウンターでも同じです。
内部で数えて、回数を表示しているだけです。回数の変わりに、μシーベルトと表示するものもありますが、これは単に、回数 x ある係数 という掛け算をして、表示しているに過ぎないのです。つまり、回数に比例した数字を表示しているだけです。ただ、この回数を人間が数えるのが大変なので、電子回路が代わりに数えて表示してくれているだけす。

つまり、放射線を計測するのに、この、音と光しか出ない、キットで十分なのです。一定時間内の数を数えて、比較することで、この場所は、他と比べて放射線量が多いとか、少ないとかいうことはできるわけです。

しかし、数を数えるのも、結構疲れます。なにかいい方法がないかと調べていくと、いいものがありまし
た。
iPhone のガイガーボットというアプリです。しかも無料です。
早速入れてみました。
このアプリは、ガイガーカウンターからのコツコツという音を、iPhone のマイクで拾って、回数を数えてくれるのです。なかなか優れものです。
早速家で使ってみました。非常に調子がいいです。今後はこれを使って、いろいろなところを計測していこうと思います。

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