2011年11月16日水曜日

歴史は繰り返される

非常に参考になるビデオを見つけました。
現在よく言われているのは、放射線の影響は分からないといわれていますが、25年前のチェルノブイリの事故の時にも同じことが言われていました。
また、そのとき、実は日本やヨーロッパにも、今ほどではないけれども、結構な量の放射性物質が降り注いでいたようです。
そのときの政府の対応は、今の政府と全く同じでした。
あと、生物濃縮についても分かりやすく説明されています。
原発推進派の放射線の影響に関する詭弁もよく解説されています。
約25年前のビデオなのですが、福島の話と思ってしまうような感じです。
非常に分かりやすく解説されていますので、お勧めです。一度見ておいた方がいいと思います。
しかし、25年前にここまで分かっていたんですね。このビデオの内容以上のものを現在の日本ではあまり報道されていないように思います。不思議ですね。

ビデオ

内容:

放射性カリウム40などの、天然の放射性物質と、原発事故で出る人工放射性物質の大きな違いはなにかというと
生物濃縮するかどうかという点です。
天然の放射性物質は、入ってきても、同じ量が出て行きます。それが人類がこれまで放射線から体を守ってきた方法です。植物も同じです。だから、天然の放射性カリウム40は問題がないのです。
ところが、
人工放射性物質は、同じ量が出て行ってくれません。少しだけ、体内に残ってしまうそうです。
たとえば、セシウムの場合、100入ってくると、99は出て行きますが、1残ってしまうそうです。
そして、また、食品を食べて、100入ってくると、また、1残ってしまい、これで合計2です。
これが繰り返されて、どんどんたまっていくそうです。
これは、チェルノブイリ事故のあとの住民の調査で、セシウムが年単位でどんどんたまっていっていることがすでに分かっています。
どこまでたまるかは、飽和するまでたまるそうです。人間の場合たとえばセシウムは、結構たまるようです。

植物や動物も同じです。となると、1年で育つような植物や野菜は、たまる量が限られていますので、今後はそんなに心配することはないそうです。
ところが、果実や、木の実、魚など、何年もかかって育つものに対しては、生きている間じゅうどんどんたまってくるそうです。
つまりこれが生物濃縮です。
となると、これから魚の汚染はちょっと心配です。

あと、子供(小学生ぐらい)は大人の10倍放射線の感受性が高いそうです。乳児、胎児はさらに10倍高いそうです。
そうすると、大人がたとえば、50ベクレルのものを食べると、子供はその10倍の500ベクレルのものを食べたのと同じことになり、乳児では、5000ベクレル相当になるそうです。

いろいろと参考になります。

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